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アンディ・ギブと愛犬サム

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アンディ・ギブと愛犬のサム

YouTubeにアップされていたアンディと愛犬サムについてのインタビューです。アンディがツアーをしていない時には、リハーサル中でも決してアンディのそばを離れないという忠実なサム。そのサムとアンディの出会いはなんと野犬収容所というちょっと意外(?)な場所でした。以下にインタビューの内容を簡単にまとめてご紹介します。

インタビュアー(以下Q): サムって素敵な犬ですね。雑種みたいだけど何犬なのかしら?
アンディ(以下A):うーん、半分コリーで半分シェパードじゃないかと思うんだけど、よくわかりません。迷子犬収容所で出会ったので血統書とかないんです。
Q:いつから飼っているの?
A:2年になります。
Q:迷子犬収容所で見つけたの? 犬を探していたのはどうして? どんな種類の犬が欲しいとか、希望はありました?
A: 当時ちょっとつらい別れを経験して、ただ、何か動物…一緒にいてくれるペットか何か欲しいと思ってたんです。収容所に探しに行ったのは、血統書付の犬とかはお高い感じがして、僕は興味が持てなかったから。それで収容所に行ってみたら、そこでサムにあって…サムって名前をつけたのは後になったからですけど。ほんとはね、すぐに「これ!」と思うようなペットが見つかるとは思ってなかったんです。でもサムに会ったとたんにもう大好きになってしまったんです。飼い犬だったと思うんですよ。ちゃんと訓練されていたし。誰か、この番組を見て、飼い主だと名乗り出てきたりして…。とにかくサムは僕の親友になりました。
Q: 何歳ぐらいかしら? 2歳じゃないでしょ? 出合ったときにはもう子犬じゃなかったんじゃない?
A:うん、そうね、11歳か12歳ぐらいじゃないかな。正確にはわからないけど。歯もないし(笑)。
Q:年のいった犬独特の穏やかな感じがあるものね。
A:そう、家で飼うには最高です。吠えたり、カーペットとかに悪戯したりしないしね。
Q:いい犬で、すごくあなたになついてるわよね。年とった犬を飼おうと思ったのはどうして?
A: いや、さっきも言ったけど、特に考えもなく、行ってみたらサムに会ったっていうか…。僕が買わなかったら、あと2-3日で殺処分にされるところだったので、30ドル払って引き取ったんです。それからは、僕が散歩に行けばついてくるし、いつも一緒です。車にも飛び乗ってきて、どこへ行くにも一緒だし。僕のベストフレンドになりました。僕が悲しかったり滅入ったりしていると、なんというのかなあ、心配してくれるっていうか…。
Q: 悲しい別れを経験してすぐにサムを飼うようになったって言ってたけど、ほら、誰でも悲しかったり、腹が立ったり、いろいろとあるでしょ。サムってそういうとき、どうなのかしら。
A:そうだなあ。サムにも経験があるのかも(笑)。それで僕の気持ちがわかるんです。動物にもわかると思うんです。僕が悲しかったり、めいりこんでたりすると…僕、農場に住んでるんですけど、そんなとき、サムは僕のところに来て、腕に鼻づらを押しつけてきて、僕の顔を見上げて、くーんくーんって鳴くんですよ。それで僕の足もとに寝そべるの。僕が悲しいと必ずわかるみたいです。
Q: リハーサルに立ち会うのも好きみたいね? いやがってないでしょ?
A: ぜーんぜん。ときどき一緒に来るんです。人と一緒にいるのが好きみたい。スピーカーの前に寝そべって聞いてます。
Q:特定のひとりを主人に決めるタイプの犬みたいね。誰にでも感じがいいけど、あなたがどこにいるのか、いつも意識してるのね。
A(サムをなでながら):そうね。僕が留守にしたりすると、僕が戻るまで僕の寝室のドアの前を動かないんです。寝る時もそこです。
Q:番をしてる感じ?
A: (笑って)どうかなあ。強盗が来たら、どうぞ、って出迎えて、家の中を案内しちゃいそうかな。
Q:「これ、見てください。いいものですよ。こっちにピアノもあります」とかって?(笑)
A: 「お金はこっちですよ」とか。
Q: 個人的な質問だけど、サムとあなたの関係について聞かせて。つらい別れの後でサムを飼ったと言ってたけど、今は自分があなたにとってとても大事な存在だって、サムも感じていると思うの。そこでまたあなたに新しい出会いがあったりしたら、サムはどう感じると思う?
A:そうだなあ…。サムは女好きだから(笑)。(サムに)女性がそばにいるのが好きだよね。女性が大好きだよねえ。
Q: じゃ、その日を待ってるのかな(笑)。
A: きっと喜ぶと思います。僕のサムに対する気持ちもそれで変わったりはしないし。

アンディの答えはとても自然体で好印象。サムとも息があっているのがよくわかります。収容所の犬を引き取って殺処分にされる犬や猫をなくそうという殺処分ゼロ運動は、近年日本でもずいぶん広まってきましたが、アンディは何十年も前にそれを実践していたのですね。ビー・ジーズを兄に持つアンディはある意味で音楽ファミリーの秘蔵っ子、純血種と見なされていたわけですが、その彼が、純血種に距離を感じ(もちろん、純血種だってかわいい性格の良い犬や猫はたくさんいますけどね!)て、捨てられたかもしれない雑種に愛情を注いだ姿は、ちょっと孤独な傷ついた魂を感じさせたりもします。

ちなみにアンディの奥様キム・リーダーさんの家庭はドッグ・ブリーダーです。(関係ないけど、『小さな恋のメロディ』のメロディちゃんことトレイシー・ハイドの家業もドッグ・ブリーダーでしたね)犬とは縁が深いのですね。

ところで余談ですが、この美人のインタビュアー、ちょっと画面が粗くてよくわかりませんが、YouTubeのコメントでは、アンディ同様に70年代後半に全米を席巻したテレビシリーズ『チャーリーズ・エンジェルズ』のジャクリン・スミスじゃないかというのですが、どうでしょうね。

{Bee Gees Days}

 

 

 

Words

モーリスは本当に本当に愛された…特別に愛されたやつでした。

ロビン・ギブ(2003年1月15日、モーリスへの弔辞)