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ロビン・ギブ、「誕生日」インタビュー(その1)

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60歳になったロビンがマルタ島のトークショー「Lou Bondi Plus」に出演、ビージーズの成功の秘密、バリーとの今後の活動予定についてなど、40分近くのインタビューに応えました。

この模様はpublic.di-ve.comで見ることができます。リンク先へ飛んだら、画面右下の赤い矢印がついたViewという部分をクリックしてください。

収録が行われたのはロビンがマルタ島に滞在中の12月5日でしたが、誕生日前日にあたる21日(ヨーロッパ時間)の放送と決まっていたため、番組中に思いがけない誕生日プレゼントも準備されていました(下の写真)。会場を埋めたファンから「お誕生日おめでとう」の声もかかり、終始嬉しそうに対応するロビンでした。 

ファンとの一問一答も含めた主な内容は次の通りです。 

Q: マルタ島は今回が初めてですか? 印象は?

R: 昨日の午後に着いたばかりですが、素晴らしいところですね。ずっと来たいと思っていました。イギリスとの歴史的な絆も深く、特に第二次世界大戦でマルタの果たした役割はぼくたちイギリス人にとって大きな意味があります。

Q: ビージーズは1996年、1997年にはブリットアワードやアメリカンミュージックアワードで功労賞を受け、ロックの殿堂入りも果たしているわけですが、マルタのような小さなところから功労賞を受けたことについての感想は?

R: ぼくたちにとってはどの賞もみんな特別な意味があります。どんなにたくさん賞をもらっても、いつも大変に名誉なことだと思っています。どの賞も大切さに変わりはありません。
Q: 賞をもらうのに飽きることはないですか?
R: ありませーん!
Q: 全世界で2億枚のレコードを売り上げ、グラミー賞を8回、チャートインしたシングルが60枚、カバーされた曲は6,500種類もあります。中にはきっと聞いたことがない曲もあるでしょう。
R: そうですね。全部は聞いてません(笑)。
Q: ビージーズはまさにビートルズに次いで成功したグループですが、その秘訣は何でしょう?
R: ポール・マッカートニーとも話していたのですが、メロディと人間の気持ちを歌ったことが大きいと思います。このふたつは流行に左右されない不変の要素ですから。モーツァルトが今でも聴かれているのもメロディを大切にしたからだと思います。
Q: それから以前に、今の音楽に欠けていたハーモニーの要素を復活させたことも大きいと言ってましたよね?
R: ぼくたちは教えられたわけではなく、ごく小さいころから自然に曲を作り、ハーモニーをつけて歌っていました。お金のためではなく、ごく自然発生的に、好きなことをしていた結果がこれなんです。8~9歳のころから趣味のようにして兄弟3人で曲を書いていました。それが楽しくて楽しくて。仕事ではなかった。そしてごく自然にハモっていました。普通はハモりかたを習うのですが、ぼくたちの場合はまったくナチュラルだったんです。

ハモるのは意外と難しいので、最近ではハーモニーをつけて歌うグループは少ないですよね。曲作りもハーモニーもコンピュータにはできない。メロディ作りも含めて人間だけにできることだと思います。それからスタジオでハーモニーをつけるのも難しい仕事です。ぼくたちもハモる部分をレコーディングするときには2~3日かけました。でもそれがまた楽しかった。リードをとる人間がソロで歌うだけというグループも多いし、そういうグループなら解散してももともと一緒に歌っていたわけではないですから、あまり問題ないですよね。ビーチボーイズもビートルズもハーモニーのあるグループでした。

Q: ここで会場のファンからも質問を。

ファン1: マルタ島へようこそ。それからお誕生日おめでとう。

R: ありがとうございます。明日なんです。(会場拍手)

F: またバリーと一緒に歌う予定はありますか?

R: これからの進展を見ていてください。バリーとは今いろいろと話し合っている最中です。

Q: それではここでマルタの音楽評論家であるエリックからも質問を。

E: 2~3年前にクリスマスの曲を集めたアルバムを出しましたよね。伝統的なクリスマスの曲に挑戦した理由は?

R: 子どものころに聴いて大きな影響を受けた曲だからです。ビートルズも含めてイギリスのポップスは讃美歌やクリスマスキャロル、伝統的な教会音楽にルーツがあると思います。

E: いまだにそうやって熱く音楽を語るところから見て、音楽というのはあなたにとって単なる仕事以上のものなんですね。

R: そうです。子どものころからやっていますから、むしろ趣味というか、好きでやっていると言った方がいいでしょう。小さいころ、ラジオを聞きながら、「この歌手のために曲を書くとしたらどういう感じにする?」なんて問題を出し合ったりしていたのが始まりです。

E: それはいくつぐらいの時ですか?

R: ぼくが7歳とか8歳。バリーが10歳ぐらいですね。

Q: そう、ビージーズはちょうど活動50周年を祝っているところなんですよ。(会場拍手)信じられませんね!

R:ぼくが8歳ぐらいの時にオーストラリアのディスクジョッキーだったビル・ゲイツがぼくたちにビージーズという名前をつけてくれたんです。ラジオ局用にぼくたちの曲のテープを作ろうとしていたのですが、3曲ばかり手持ちの曲があったのにまだグループ名がなかったんです。そこでビル自身のイニシャルとブラザーズ・ギブ、バリー・ギブ、母の名前バーバラ・ギブなどから、ビージーズという名前がその場で決まりました。その場限りの名前というつもりだったんですけれど、結局変えずに来てしまった。その後、ティーンエージャーの時にイギリスにもどり、ロバート・スティグウッドとブライアン・エプスタインに出会ってルーパツワールド(笑)とかに名前を変える話もあったんですけど、結局ビージーズのままでした。

日本時間で誕生日の早朝に放送された思いがけないロングインタビューは、ファンにとっても素敵なプレゼントでした。

最近では珍しくサングラスをしていないロビン、ちょっと眩しそうでしょうか。

写真は番組の最後に思いがけないプレゼントをもらい、嬉しそうに掲げるロビンです。

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Words

ふたりはふたごで、生まれたその日からずっと一緒でした。

バリー・ギブ