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バリー・ギブ、シルバー・クレフ・アワード・レッド・カーペット・インタビュー

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「音楽は世界中で通じる言語です」と語るバリー・ギブ(2016年7月1日)

引き続き、シルバー・クレフ・アワードのレッド・カーペット・インタビューからご紹介します。

 

(音楽は)国境を超えた言語です。どんな国でもわかってもらえる。ロシアでも、ドイツでも、フランスでも、どんな外国語の国でも、日本でも、音楽ならわかってもらえる。世界中で通用する言葉であると思います。

●ぼくは昔ながらのタイプです。ビートルズ式の「実際にやる」、「歌う、プレイする、ごまかさない」というやり方です。だからステージでは生でやります、良くも悪くもね。完璧なんてありえない。とちれば、とちる。テープを使ったりする気はありません。口パクとかは、いっさいなしです。一度もやったことはありません。このごろはそれが横行しているけれど、ぼくはやらない。ぼくにとっては大切なことなので。
質問: 音楽から一番強い影響を受けた、一番古い思い出というのは何ですか?
●一番古い…一番強い…エヴァリー・ブラザーズかなあ、「キャシーズ・クラウン」とか。ロイ・オービソンとか当時の人たちは本当に歌ってました。「プリティ・ウーマン」の中に「Mercy!(頼む!)」という言葉が入っているけれど、あれはロイ・オービソンが実際に「テープを止めてくれ」って言ってるのであって、歌詞の一部じゃないんですよ。実際に、「Mercy!(頼む!)」と声を出して、彼としては、「テープを止めてくれ、息が続かない」という意味で言ったんですね。当時はテイクがそのままレコードになったから。最近ではあちこちつなぎあわせてレコードを作るというデジタル方式ですが、ぼくには合わない。テープが恋しいですよ。アンペックスはあってもテープはないんだものなあ(笑)。  
質問: ファンにとっては大切な素晴らしい音楽を作り出してきたあなたですが、あなたが個人的に一番意味がある曲、誇りに思っている曲というのは何ですか?
●「How Can You Mend A Broken Heart」か「How Deep Is Your Love」 、それに最初の曲だった「 New York Mining Disaster」 でしょうか。

 このインタビューを聞いて、思わず、ロイ・オービソンの「プリティ・ウーマン」を聞いてしまいました。あの「Mercy」というひとことは歌詞の内容にもきれいにはまっているけれど、そんな意味があったんですねえ。有名な話なのかな、それともバリーは共演したときにでもオービソンに聞いたのでしょうか。ちなみにオービソンはビージーズ、特にロビンの歌唱法に大きな影響を与えたことで知られていて、ソロアルバム『マグネット』のジャケットでロビンが眼鏡をおさえたポーズはオービソンへのオマージュであるとも言われています。

個人的には三番目の質問を受けて、「一番古い、一番強い…」と自問自答するように答えを探しているバリーが印象的でした。ささっと質問をこなす、というのではなく、質問のひとつひとつにまじめに対応している感じが伝わってきますね~。それからもちろん、最初の答えの中に「日本」が入っているのは嬉しいことですよね!