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【1979年】スーパーティーン誌「ご両親が語るプライベートでのビー・ジーズ」

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両親が語るビー・ジーズのプライベート・ライフ
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アメリカのティーン雑誌スーパーティーン(1979年11月号)のインタビュー「パパとママに聞いたプライベートのビー・ジーズ――恋の話から、みんなの秘密や内緒のあれこれまで…」

ヒュー&バーバラ・ギブが、当時新発売の彼らの公認伝記(The Authorized Biography. Bee Gees by Barry, Maurice and Robin as told to David Leaf)宣伝のためにニューヨーク滞在中に行われたインタビューだということです。以下に内容を簡単にまとめてご紹介します。

ビー・ジーズ旋風はとどまるところを知らないけれど、彼らの一番のファンはやっぱりギブ・パパとギブ・ママ。というわけで、ご両親に聞いた彼らの素顔を大特集。

SUPER TEEN(以下ST) 10年前にバリー、モーリス、ロビンが解散したことが、かえってプラスになって、今日の固い結束があるのだと思いますか?
ヒュー&バーバラ(以下HB) うちはとても仲の良い家族でしたが、三人がそれぞれ別の道を歩んだあの時期は、誰にとってもとても苦しい時期でした。今ではこれまで以上に仲が良いので、もう何があっても絶対に別れたりはしないとお約束します。いずれはそれぞれが個人的にやりたいことを、もっとやるようになるとは思います。今、バリーはプロデューサーとしての仕事にとても興味を持っています。ボブ・ディランやバーブラ・ストライサンド、シェールなどから、レコードをプロデュースしてほしいという依頼が来ているんです。とても全部やる時間はないでしょうけれど、努力すると思います。モーリスは映画制作の夢を持っていて、ちょうどオズモンズのニュー・アルバムをプロデュースしたところです。モーリスは、素晴らしいシンフォニーも書くんですよ。これからもビー・ジーズとしてレコーディングは続けるけれど、もっと年をとったらツアーは止めて、それぞれがもっと個人としての仕事に進出していくと思います。
ST 息子さんたちの個性を、ひとりひとり、教えてください。
HB バリーは、ものしずかでやさしくて、大の紅茶好きです。人にいやな思いをさせられると不機嫌になります。一日じゅう紅茶を飲んでます。奥さんのリンダにメロメロです。リンダが2分も部屋を離れようものなら、「リンダ~!」って呼んでます。家庭的で家族思いで、外出ぎらいです。いつも「出かけなくちゃダメ?」って言っています。
モーリスは外向的で誰とでも仲良し。まず、相手に対して気を許さないとダメだけど、いったん気を許せば、一緒にいてとっても楽。何を言ってもだいじょうぶ、いつも正直です。それにコメディアンで、いつもみんなを笑わせています。朝早くから目をきらきらさせて起きてきて、元気いっぱい。夜にモーリスと口げんかをすると、プンプンしながら寝に行ってしまうけど、翌朝になるともうニコニコして、「昨日はちょっと虫の居所が悪かったんじゃない?」なんて言ってきます。
ロビンは親しくなるまではとても無口。あまり話さないけれど、話すときには内容のあることを言います。とても繊細で、とても賢い。詩を書くんだけど、中には本当にハチャメチャな詩もあります。それからすごく変わったスケッチも描きます。すごいユーモアのセンスの持ち主。
実際、三人ともすごくユーモアがあります。たくさんホーム・ムービーを撮っています。ロビンは幽霊役が多いです。ロビンがグロス・エナメルというポップ・スターを演じたホーム・ムービーもあります。秋に放送されるテレビ・スペシャルで、ホーム・ムービーを一部紹介します。すごくおかしいんですよ!
ST ビー・ジーズの奥様たちについても、人となりを教えてください。
HB バリーの奥さんリンダは、すごい美人で、とても社交的。人を笑わせるためならなんだってするし、すごーく変な顔とかができます! 男性みたいに口笛がふけるんだけど、何しろあれだけの美人なので、それがまたおかしくって。モーリスの奥さんのイヴォンヌは、とてもスイートで、きれいで、シャイ。何があっても対応できる人だけど、とてもものしずかです。ロビンの奥さんモリーも、とても素敵で良い人。イギリスで子育てしたいという彼女の希望があって、今はあまり会えないのです。とてもイギリスを愛している人です。
ST 息子さんたちには、変わった癖とか習慣とかはありますか?
HB さっきも言ったように、バリーは朝も夜も紅茶を飲んでいて、リンダがいつもそばにいないとダメなんですが、目玉焼きのサンドイッチも大好きです。アンディもちょうど同じものが好きです。リンダがバリーに作ってあげる通りのものをアンディもほしがります。ロビンはお風呂気ちがい。何時間でも入っています。モーリスはなぜか、昔から警察関係のグッズが好きなんです。家族そろってボートをたくさん持っているので、ちょっと笑っちゃいます。ウォーター・ファミリーと呼べるぐらいです。車じゃなくてボートでお互いの家を行き来しています。
ST バーバラさん、あなたがサイキックだという話は本当ですか?
バーバラ それらしい経験はしました。息子たちの人生や、わたしたちの人生に起こったことを、いくつかあてたことがあります

(Super Teen誌1979年11月号より)

バリーは夫人に関するかぎり、ほぼ40年前のこの内容と先月放送された「ピアース・モーガンズ・ライフ・ストーリーズ」の内容がほとんど変わりませんね! しかし変顔が得意で、口笛上手な美人の奥さん、いいなあ!

ロビンはたしかに風呂にばかり入っていた印象です。後年、オフィシャル・サイトでバスタブの中で歌っているホーム・ムービーを公開したりもしていましたね。

正直でいつも明るかったというモーリス。モーリスが亡くなったときに、バリーが「ぼくやロビンならとにかく、どうしてモーリスなんだ、あんなにまともなやつだったのに…」と嘆いていたのを思い出します。

ご両親がいうように、個人のプロジェクトにもシフトしていく熟年ビー・ジーズをいつまでも見ていたかった…。

60年代後半の世界進出時には、日本をはじめ各国のティーン雑誌の表紙を飾ったりしてアイドル的な人気も集めたビー・ジーズですが、その10年後、ほぼ30代(ふたごのロビンとモーリスは30直前)に達していた彼らは、ティーン・アイドルとしてはやや年上だったとはいえ、フィーバー現象に付随して、こうしてまたティーン誌にも頻繁に登場。アンディとともに表紙やグラビアを飾っていました。ティーン誌ということで他愛ない内容ですが、なかなか楽しいエピソードも。Super Teen誌は現在は廃刊されています。

{Bee Gees Days}