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『Mythology』ボックスセットのレビュー(米誌より)

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「ヒット曲はもちろん素晴らしいし…」
「ヒット曲はもちろん素晴らしいし…」=

アメリカの権威ある総合誌「The Nation」のオンライン版にビージーズの『Mythology』と『In Our Own Time』評が掲載されましたので、以下に簡単に内容をまとめてご紹介します。

ビージーズの新しいボックスセット『Mythology』のアプローチはなかなか面白い。4枚のディスクでギブ4兄弟それぞれの代表的なボーカルを 別々にまとめてある。ぱっと見てすぐわかるのがモーリスはヒット曲を歌っていなかったこと。で、聴いてみるとわかるのは、モーリスの声は一番ビージーズっぽくな くて、ビブラートだってあんまりかかってなくて、“Trafalgar”とか“It's Just the Way”とかすごくいい作品があること。ディスク4のアンディ・ギブもなかなかだ。“I Just Want To Be Your Everything”や“Shadow Dancing"のような曲は今聴いても新鮮で、“Starlight”なんか兄貴たちのビッグヒットに優るとも劣らない。 

 

初期の曲や『サタデー・ナイト・フィーバー』サントラ収録曲ももちろん入っている。が、トレードマークともなったファルセットを短期間に多用しすぎたきらいがあるとはいえ、バリー、ロビン、モーリスはそれだけじゃあない。この4枚組を聴けばわかるが、ヒット曲はどれもはずれがないし、ディオンヌ・ワーウィックやドリー・パートン&ケニー・ロジャースに提供した“Heartbreaker”や“Islands In The Stream”のような曲のビージーズ版を聴けるのも嬉しい。

これも新発売された『In Our Own Time(イン・アワ・オウン・タイム)』は、バリーとロビンの最新インタビューに加え、死の直前に収録されたモーリスのインタビューも含むビージーズの2時間ものドキュメンタリーだ。テレビ出演やライブの映像も盛り沢山で、特に驚くような新事実などはないにせよ、『Mythology』と一緒に持っているにはグッドである。

「Nation」は芸能誌ではなく、どちらかといえば知識人向けの政治・文化誌です。この雑誌に取り上げられたということ自体、ビージーズの文化的な地位を示しているといえるでしょう。モーリスのボーカルについて特筆してくれているのも嬉しいですね。

コメントはどびん本舗へお願いします。

 

Words

食べることにはあまり興味がない。

ロビン・ギブ