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ロビン・ギブ、がん闘病を語る(サン紙2012年3月9日)

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いよいよ英米発売が近い『タイタニック・レクイエム』
いよいよ英米発売が近い『タイタニック・レクイエム』

ロビン・ギブが精魂を傾けた新作『タイタニック・レクイエム』の発表が近く、三月、四月にかけてさまざまなメディア露出が予定されています。

今週、公式のプレス発表があり、4月10日にロンドンで行わるプレミアにはロビン本人も出演、ゲストのアレット・ジョーンズ(アルバムではマリオ・フラングーリスが歌っている「Daybreak」を歌います)、イザベル・サックリング等とともに舞台に立って「Don't Cry Alone」を歌うことが確定しました。

ロビンのサイトではこの出演を記念して、ロビンのサイン入りの公演ポスターがあたるコンペティションも企画されていますのでご覧になってみてください。

今日は今週と来週の2週にわたる連続企画としてThe Sun紙のカバーストーリー(2012年3月10日付オンライン版)に登場した長文インタビュー記事の内容をご紹介します。

これはロビン本人が初めて、発病から医師の指示、その他の経緯を率直に語った内容です。 

「病気と弟たちの早世がぼくに、一瞬一瞬を大切に生きろということを教えてくれました」と語るロビンは、2010年8月に腸閉そくの手術を受けた際に、すでに医師から「大腸の炎症が危険な状態にあるので詳しい検査を受けるように」と指示されていたそうです。しかしロビンは「悪い結果を知るのがこわくて」検査を引き延ばし、ようやく8カ月後に検査を受けたところ、一番恐れていた「がん」の診断。モーリスの早すぎる死に起因する医療全般への不安がロビンの対応を遅らせたのも不幸でした。最悪の診断を受けたショックで食欲をなくし、夜も眠れなくなったというロビンですが、結局は抗がん剤療法に果敢に挑んだことが現在の「寛解」という好結果を生んだそうです。同時に新作『タイタニック・レクイエム』への思いが辛い闘病中もロビンを支えたとのこと。

ロビンが歌う「Don't Cry Alone(ひとりで泣かないで)」は死に行く男性が妻に向かって「自分が行ってしまっても独りで泣いたりしないで」と歌いかける内容で、ドゥィーナ夫人はこの曲を初めて聴いたとき、「ロビンを失うかもしれないという恐れが胸に迫って泣いてしまった」そうですが、ロビンは「ぼくもぼくを失うかもしれないとこわかったのですが、幸い、そうはなりませんでした」と彼らしいユーモアで切り返しています。

ロビン自身は自分の病気や弟たちの早世は「ビージーズとして大成功してしまったことの代償なのではないか」という気持ちもあるそうです。でもだからこそ、仕事を大切に、残された時間を大切にしたいと考えているとのこと。

こわくて検査を受けられないという心理は確かに理不尽ですが、誰にもありそうでわかるような気もしますが、ロビンの場合、モーリスの死にからんでの病院の対応への不満などもあり、それが余計に対応を遅らせたとも言われています。もちろん、まだまだ大変な闘いは続くわけですが、今はロビンの生きることへの思いがこもった「レクイエム」の発表と4月10日のワールドプレミア・コンサートの大成功を祈りたいです。

コメントはどびん本舗へお願いします。

 

 

 

Words

モーリスの死はぼくにとっての“9月11日”だった。

ロビン・ギブ