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スティーブン・ギブ「マイアミ・ヘラルド紙」インタビュー―父親バリーのソロアルバム参加について等

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一緒にステージに立つバリー&スティーブン・ギブ
(2013年5月、ニューヨーク)
≪写真をクリックすると拡大されます≫

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なかなか更新が追いつかず、少し時間が経ってのお知らせになってしまいました(すみません…)が、スティーブン・ギブがマイアミ・ヘラルド紙(オンライン版2015年9月29日付)の取材に応えて、父親であるバリーのソロアルバム作りに参加した体験などを語りました。スティーブン自身のソロアルバムもただいま制作中ということです。

以下に簡単に内容をまとめてご紹介します。

 

スティーブンは長年父親のバリー・ギブと一緒にツアーに参加してきたので、もともとビージーズのメンバーだったと思う人もいるかもしれない。

スティーブン自身は、偉大な父親といまは亡くなったふたりの叔父ロビンとモーリス・ギブが演奏する、ポップスやR&Bの音楽を身近で聴いて育ったことから、音楽に目覚めたといえる。早世した末弟アンディも含むギブ兄弟は、世代を超えて愛される音楽を生み出してきた。その歩みは1967年に発表されたアルバム『ビー・ジーズ・ファースト』にさかのぼる。
「音楽に囲まれて育ったので、自分も音楽をやるんだろうなとは思ってましたけど、決定的に意識した瞬間というのは特にないんですよね」
  とはいえ、今41歳のスティーブンの記憶にある「あのときから」というのは、1979年、キッスのコンサートに行ったときのことだそうだ。
「父がハリウッドのスポータトリアムであったキッスのダイナスティ・ツアーに連れていってくれたんです。6歳のときで、あれから音楽に夢中になったと思います。キッスからはじまって、レッド・ツェッペリンとか、ブラック・サバスとか、ありとあらゆる音楽を聞きました。オジー・オズボーンからはすごく影響を受けました。ハードロックに夢中だったんで」
  それがもっと熱く定着したのは「13歳ぐらいだったかな、バンドをやってる近所の友だちの家に行って、ヴァン・ヘイレンの『Eruption』を聞いたんです。友だちのギターを借りて、レコードをかけなおしてもらいました。もっと大きな音で、もっともっと大きな音で、ってね。とにかく、ギターをプレイしたい、音楽をやりたい、としか思わなくなって、以来、まっしぐらです」。
スティーブンは、90年代のアンダーベリー、モトリー・クルーのニッキ・シックスがいた58など、いろいろなハードロック・バンドでプレイしてきた。最近では交友のあるサイゴン・キックやジャスタのバックもつとめている。また、1997年以来、ビージーズやバリーのソロ・コンサートに参加して、父親バリーとともにプレイしてきている。今年行われたマイアミ・ビーチ市制100周年記念コンサートなどが新しい例だ。
目下、スティーブンは長年一緒にやってきたボビー・マッキンタイアと組み、エル・ポータルのスタジオ71で、来年早々に出る予定のソロアルバムの曲をレコーディング中だ。また、これも2016年早々に発表が予定されているバリー・ギブのソロアルバムにも作曲と演奏で参加している。
みんな、びっくりすると思う。予想を裏切る内容になるだろうけど、同時に、それは親父以外の何ものでもない
    スティーブンはほかのアーティストにも曲を提供している。「Eruption」にぞっこんのハード・ロッカーがバーブラ・ストライサンドのメタル(つまりプラチナ)アルバムにも参加していたとは! 父バリーと組んでスティーブンは『Guilty Pleasures』にメロディアスなポップソングを提供したのだ。
 スティーブンにいわせれば、予想を裏切ることこそ、ギブ家らしいのだそうだ。
「アーティストとして常に自分にチャレンジし続けて、それまでの業績を乗り越えていくことが必要なんです。おれ自身は、常に楽にやれる、居心地の良い立ち位置からはずれたことを求めているし、親父と一緒にプレイできて、一番すごいのは、おれが大人になる過程でやってきた音楽とはまったくちがうものだということでした。いま、音楽を生み出す作業はこれまでになく困難になっている。でも、それ以外のことをやっている自分って想像できないんです」

最後に、父親であるバリー・ギブと一緒に曲を書き、プレイすることについてのスティーブンのコメントが引用されています。

「(父親バリーと)同じ部屋で一緒に曲が書けるなんて、夢がかなったとしか言いようがありません

(Howerd Cohen、Miami Herald紙)

キッスとの出会いについては、別のインタビューで、お父さんのバリーからメンバーに紹介されて、「え、キッスって宇宙から来たんじゃないの?」とびっくりしたという微笑ましいエピソードを語っていましたね。6歳だったから、それまで、ほんとにキッスのメンバーは地球人じゃないと信じていたそうです。

お腹の中にいるときにお母さんのリンダさんと一緒に初来日(?)したスティーブン・ギブですが、ビージーズと一緒に初めて日本でプレイしたのは1989年のOne For Allツアー。金髪の長髪姿で、たくましく礼儀正しい好青(少)年に成長していました。リンダ夫人が「ハードロックが大好きでガンズ・アンド・ローゼズとかに夢中」とおっしゃるので、「えー、ビージーズは?」と思わず聞いたら、「もちろん、ビージーズはスティーブンにとって最大のアイドルよ!」というお返事でした。

それにしてもまだまだ続くバリーの挑戦。どんなアルバムになるのでしょうね。

≪トップの写真は昨年ニューヨークのワンタグでMythologyツアーのステージに立つ(あっ、バリーは座ってるや…)スティーブンとバリーです≫

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Words

有名になったら、レストランが「食事をする場所」ではなく、「食事をしているところを他の人にじろじろ見られる場所」に変わってしまった。

バリー・ギブ