Bee Gees Days

  • Increase font size
  • Default font size
  • Decrease font size
Home 小さな恋のメロディ 45年前の明日、映画『小さな恋のメロディ』初公開

45年前の明日、映画『小さな恋のメロディ』初公開

Eメール 印刷

『小さな恋のメロディ』初公開直前の新聞広告
(1971年6月25日付)
<クリックすると拡大されます>

a=

「明26日はダニーとメロディの結婚式です! ふたりは11歳」

45年前の今日は金曜日、夕刊各紙にこんな映画広告が掲載されました。ここでご紹介しているのは朝日新聞からの切り抜きです。

それにしても、改めてうまいなあ、と思います。宣伝上手で知られていた東宝ですが、この作品の見事な広報で確か何か賞をとったと記憶しています。

コピーよし、手書き風のタイトルの字体よし、映画の中には実際に登場しない宣伝用のショットの主役ふたりの絵柄もよし。小品ながら話題を集め、その後、ある世代の人たちにとっては初恋映画のバイブルともなった伝説の映画が誕生した瞬間でした。

この少し前から、「ビージーズがマーク・レスターとジャック・ワイルドの『オリバー!』コンビが主演する映画のサントラを担当するらしい」という情報は入ってきていましたが、この段階ではまだサントラ盤アルバムも発売されておらず、どんな曲が使われているかも未知数だったと記憶しています。 

当時、ジャック・ワイルドは英語圏ではティーンのアイドルとして大人気。英語圏の雑誌には映画『Melody』は、「ジャック・ワイルドの新作」として言及されていました。でも、肝心のビージーズの曲は何が入っているのか、なかなか情報がなく、「『メロディ』っていうタイトルだからまさか『メロディ・フェア』じゃないだろうなあ」と思っていたら、まさにその「メロディ・フェア」でちょっとびっくりしたのを覚えています。

当時のすっかり色あせた新聞の切り抜きを見ていると、6月の明るい夕方に、広告を見ながら、どんな映画なのかなあ、と想像していたころのことが思い出されます。この映画の大ヒットが翌72年のビージーズ初来日への呼び水になることなど、まだ想像もしていませんでした。

すでに何度も書きましたが、『小さな恋のメロディ』についての都市伝説のひとつは、「日本以外ではまったく評判にならなかった」というものです。実際には特にスペイン語圏とアジア各国でヒットし、英語圏でも商業的な成功は伴わなかったものの作品としては高評価を得ています。近年ではカルト・ムービーとして英本国での人気も高まっており、それについては近くいろいろとご紹介したいと思っています。(と前にも書いたような気がします(^^;)が、何しろ万事について更新が大幅に遅れていてすみません…m(_ _)m)


 

Words

ぼくたちはレコードデビューが遅かった。 ぼくは15歳、ふたごなんか、なんともう13歳だった!

バリー・ギブ