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バリー・ギブ『ピアース・モーガンズ・ライフストーリーズ』のエピソードが放送されました

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ピアース・モーガンズ・ライフストーリーズ(2017年2月3日放送)

イギリスの人気パーソナリティ、ピアース・モーガンがホストを務めて有名人のライフストーリーをたどる「ピアース・モーガンのライフストーリーズ」。今シーズンはドナルド・トランプ米新大統領とのからみでも知られるイギリス独立党のナイジェル・ファラージ党首が登場することも話題でしたが、2月3日(イギリス時間)放送の今シーズンの第一回にはバリーが登場しました。

昨年12月にバリーが「ロイヤル・ヴァライエティ・パフォーマンス」出演のためにイギリスに滞在した折に収録された番組は、公開録画形式で会場にはたくさんのファンの他にリンダ夫人や令嬢のアリさんの顔も見えました。冒頭、観客を見まわしたバリーは「知っている顔がたくさんいる。これ、“やらせ”じゃないの?」とコメントして会場の暖かな笑いを誘っていました。

番組は終始なごやかな雰囲気で進行。有名な子ども時代の放火事件の真相は、本人の口から聞くとなかなかほほえましいものでした。意図的に放火したわけではなく、三人で火を起こして遊んでいたけれど、消すのをすっかり忘れていたことにあとで気がついたのだそうです。おまわりさんとのやりとりを再現するバリーがなかなかかわいらしかったですね。悪戯の結果を目の当たりにしてあせる小さなバリー、ロビン、モーリスの姿が見えるようでした。この他にも、三人が赤ちゃんを川で見つけたエピソードなど、いくつかの有名なエピソードの詳細が語られたのも面白かったです。

すぐれた作品の作り手としてバリーをたたえるビデオ・ゲストには、オリヴィア・ニュートン・ジョンやABBAのメンバー(うーん、ビョルンだったかベニーの方だったか忘れてしまいましたが、“『サタデー・ナイト・フィーバー』の曲を聴いたときはうらやましくて青ざめた”と言っていましたね~)、ディオンヌ・ワーウィック等々の他、ソロアルバム『イン・ザ・ナウ』で共同作業にあたった長男のスティーヴンと次男のアシュリーも登場。

プレイボーイとして名を馳せた若き日の話題で、「いっぺんに6人の女性と同時進行でつきあっていたこともある」(おい!)とモーガンに暴露されて(冷や?)汗をかいていたバリーですが、「リンダ夫人に出会ったときに“この人こそ探していた人だ”と思って」すべてが変わったのだとか。夫人の方は、「ガールフレンドのリンダだよ。今度結婚するんだ」とご両親に紹介されたときに、「真に受けちゃだめよ。バリーは、いつもそういうんだから」とお母さんのバーバラさんに忠告されたと暴露しておりました。

スティーヴンがステージでの3兄弟を評して、「三人の愛情が感じられた」と語っていたのは同感です。“ファミリー・アクト”としての位置づけから美化して語られがちな彼らとはいえ、オフでは必ずしも仲が良かったというわけではありませんが、ステージで三人の間に流れる暖かさが客席に歌声とともに広がるあの感触を、私は他のアーティストのステージでは体験したことがありません。

スティーヴンのコメントでもうひとつ印象的だったのは、「アンディが逝ってしまった」と知らされたときに、あまりに突然で「えっ、何? それ、何のこと?」と理解できなかったと言っていたことです。どれだけ不意の出来事だったかがリアルに感じられました。

「ビー・ジーズのメンバーとして思い出される存在でありたい」というバリーが、最後に選んで歌った「この1曲」は、持ち込んだギターを奏でながらの名曲「ラヴ・サムバディ」。「誰を思って歌いますか?」という質問に、「思う人はひとりしかいません」と客席のリンダ夫人を見やっていました。夫人も変わらぬ真摯なたたずまい、美しさもあいかわらずでした。

公開収録に参加したファンの方によると、放送はされなかったけれど、このほかにバリーは「ターニング・タイド」も歌ったそうです。うーん、聞きたかったですね。

以上、一回通して見た印象をまとめてみましたが、なかなか面白いインタビューだったので、近く(というのがたまってしまいましたが…)インタビュー内容の詳細を「アーカイブ」カテゴリーで取り上げたいと思います。


 

Words

ロビンは基本的に悲しい。とっても悲しい曲を書く。バリーはロマンチックな曲を書く。

モーリス・ギブ(1971年)