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バリー・ギブ、ジェイソン・イズベルとレコーディングか?

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バリーとのツーショット
ジェイソン・イズベルのInstagramより

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アメリカのオルタナティブ・カントリー系のシンガー・ソングライター、ジェイソン・イズベルが8月14日付けでInstagramにこんな投稿をしたので、世の中は大騒ぎ!

「今日、バリー・ギブと一緒に歌った。大変な名誉だけれど、おっそろしいことでもあった。だってバリー・ギブと一緒に歌うためには歌わなくちゃならない。バリー・ギブと一緒にだよ。おれがハイ・ハーモニーを担当したりもした。バリーがおれの目の前に立ってた。サー・バリー・ギブが」

 

 

というジェイソン・イズベル(グラミー賞を4つもとってる!)の投稿からは、バリーを尊敬していることが伝わってきてとても好感が持てます。なかなか、いいやつそうじゃん! 

カントリーに傾斜していると以前から発言してきたバリーではありますが、イズベルとの組み合わせはちょっと意表をつかれた気がします。

この投稿について、Al.comの報道(オンライン版2019日8月15日付)を簡単にまとめてご紹介します。

たとえグラミー賞を4回とっていてもビー・ジーズのメンバーと歌うとなれば緊張するだろう。8月14日、ジェイソン・イズベルはバリー・ギブと一緒にレコーディング・スタジオ入りしている写真をInstagramに投稿した。9つもグラミー賞をとっているハンサムなことで知られるビー・ジーズのフロントマン、バリー。バリーに合わせたのかどうか、イズベルもヒゲをはやしている。

ただ、ふたりが一緒に何をレコーディングしたのか(レコーディング中なのか)についてはまだ発表がない。どうも何らかのプロジェクト中の一曲にゲスト参加しているんじゃないかという程度の推測ができるだけだ。

ビー・ジーズといえば、ちょっと音楽が好きという程度の人ならディスコだとか、フィーバーだとか言いそうだ。たしかに「ジャイヴ・トーキン」も「ステイン・アライヴ」も「恋のナイト・フィーヴァー」も「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」もジャンルを超えて見事な作品である。

けれども曲作りを真剣に学んでいる人は、ギブ兄弟のもっと地味な60年代の作品を崇敬する。「ラヴ・サムバディ」はポピュラー音楽の中でももっとも不滅の名作の一つと言っていいし。

2000年代初期には、『トゥナイト・ショー』ホストのジミー・ファロンが『サタデー・ナイト・ライヴ』の「バリー・ギブ・トークショー」でもっと若い層にバリーの名前を広めた。ファロンはバリーの有名なファルセットを歌ではなく、ふつうの台詞に応用し、ファルセットで話してウケたのである。(といっても、この「トークショー」のバリー像は間違ってもいた。ファロンはバリーを演じるのに強調しステップを踏んでみせたが、実際のバリーはギターを下げてマイクの前に立ち、自分で踊ったりはしていない)

イズベルは特に最近の3枚のソロアルバムでソングライターとして高い評価を得ている。

stereogum.com(オンライン版2019年8月15日付)は「バリーとイズベルという顔合わせからどんな結果が生まれるのか」と期待する論調です。

ビー・ジーズというとすぐにディスコが連想されるが、ビー・ジーズはそのディスコ以前から活躍していて、ソフト・サイケデリックとフォーク・ロックのバラードを作っていた。また全盛期にはジャンルの違うアーティストと組んで、カントリー分野でも驚くほどの成功を収めている。コンウェイ・トゥイッティはバリーが書いた「Rest Your Love On  Me」のカヴァーでカントリーチャートのナンバーワンを獲得しているし、バリーはケニー・ロジャースの大ヒットアルバムである1983年の『アイズ・ザット・シー・イン・ザ・ダーク』にも曲を提供し、プロデュースにも参加している。大ヒットしたドリー・パートンとのデュエット「アイランズ・イン・ザ・ストリーム」が入ったアルバムだ。

と、バリーとカントリーの関わりについて書きつつ、やはりこのふたりの組み合わせは意外だとしています。

ひょっとしてバリーはデュエット・アルバムを作っているとか? どちらにしても、バリー・ギブが現世代最高のカントリー系ミュージシャンと組んで何が起きるのか、世界は知る必要がある。

というのはまったく同意見です。

ジェイソン・イズベルのことはよく知らなかったのですが、ちょっと聴いてみたら、どちらかといえば内面を掘り下げるタイプの書き手であるようで、ドラッグ中毒だった時代の苦しみを歌ったといわれる「Traveling Alone」(“ひとりきりの旅はつらい/つらいよ/一緒においで”という歌詞は弟たちを失ったバリーの現在の心境を思わせます)とか、胸を打たれる曲がいろいろとありました。ブルースの原点に関心があるとも発言していたバリーですが、ソロアルバム『In The Now』で片鱗が聴けた内面の旅のようなものに再挑戦するなら、個人的にはとても楽しみです。

それにバリー・ギブがまたレコーディング・スタジオ入りしたというだけで、とにかくとにかく、とても楽しみです!

{Bee Gees Days}