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ビー・ジーズの伝記映画製作にスピルバーグも参加!

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画像はGuardian紙の記事より

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 ハリウッド・レポーター(オンライン版2019年11月1日付)が報じたところによれば、既報のビー・ジーズ伝記映画製作にはスティーブン・スピルバーグも参加することに

この映画プロジェクトについては、かなり以前から情報が乱れとんではおりました。スピルバーグが強い関心を示し、権利関係に参入していたのはご存じの通りですが、今回ハリウッド・レポーターが報じた経緯はちょっと面白いので、以下に簡単にまとめてご紹介します。 

すなわち、スピルバーグは自分のアンブリン・エンターテインメント社がビー・ジーズの伝記映画を手がけるものとばかり思っていたので、昨日もこちらのニュース欄でも取り上げた「パラマウントによる映画化決定」の報に接してびっくりしたのだとか。

「なんだよ、おれは無視するのかよ」と言ったかどうかは知りませんが、スピルバーグが気を悪くしていると知って、今度はパラマウントの方がびっくり(おそらく)。なんといってもスピルバーグですからね。

この企画はDreamWorks時代から引き続きスピルバーグがあたためていたもの。ロビンが元気なころに、スピルバーグが映画化するというニュースに喜んで、「ぼくの役を演じる俳優は誰かうんとハンサムにしてほしい!」とかジョーク(本気だったかも?)を飛ばしていたのもご存じの通りです。バリーとロビンは映画化、舞台化を視野に入れて参考のために『ジャージー・ボーイズ』のステージ版を観に行ったりもしています。

ところが今回のパラマウントの企画はもとDreamWorksにいたステイシー・スナイダーの新会社シスターとパラマウントの間で進行すると発表されました。当然、スピルバーグとしては面白くありません。なぜスピルバーグほどの大物がある意味で無視されたような形になったのかは不明ですが、スピルバーグの変わらぬ熱意を知ったパラマウント上層部としては、当然、スピルバーグも製作陣に加えることになりました。(<今ここです)

今回の記事によれば、スナイダーさんはDreamWorks時代にこのビー・ジーズの伝記映画を担当していたのだけれど、問題はどうやら100頁ぐらいある膨大な契約書を提示されたバリーが「うーん…」状態になって、そこで事態がストップしてしまった…ということにあるのだとか。

(DreamWorks側は)10年にわたって映画化の努力を続けたが、バリーと遺族側が複雑きわまる契約書に難色を示し、「バリーがいやがったので映画化の話は止ってしまった」

ただし、そんなに契約書が膨大なはずはないし、「たかだか20ページぐらいの契約書がいやでスピルバーグと映画化の仕事で組みたがらない人がいるという話自体、冗談みたいでネタっぽい」と言う意見も紹介されておりますです。

それで要するに何があったかというと、8月にアンブリン側から「今回の件についてはこれまで合意が無理だったので交渉をいったん停止したい」という手紙がバリーに送られ、これが契機となって『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサーであるキングが映画化の話を進行させ始めた。ただし、「交渉停止」とはいってもスピルバーグの会社アンブリンが映画化から降りるという意図はなかった、ということで、「話を進めるならアンブリンも参加する」ということになった、というところのようです。

この件についてはバリー側からの正式コメントはないのですが、映画化が10年も足踏みしているうちに『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットで音楽(伝記)映画に市場があることが証明され、いま音楽映画が続々と登場しています。そんな中で膨大なカタログとドラマチックなライフストーリーを持つビー・ジーズ(若くしての成功、家族間の悲劇など)の物語に注目が集まるのは必至といえるでしょうか。タイミング的にも今回はぜひ実現してほしいですね。

{Bee Gees Days}